2016年8月2日    約60,000円(世界最大の取引量を誇る香港の取引所ビットフィネックスがハッキング被害を受けた。この事件後ビットコイン価格が急落)

2017年(加熱するビットコインバブル。いわゆる仮想通貨元年。)

2017年1月      約110,000円(いきなりの上昇スタート。ビットコインが2013年以来の史上最高価格をつける。その後86,000円まで下落するも復調。)

2017年4月1日    約120,000円(仮想通貨を日本で初めて法律内で規定した改正資金決済法等が4月1日に施行される。本法律は主に仮想通貨取引所に対する利用者保護を目的とする規制である。なお、4月からビックカメラなど店舗でビットコイン決済ができるようになった)

2017年5月      約240,000円(資金決済法施行以降、GWに日本人投資家による仮想通貨取引が活発になり、一時30万円を突破。しかし、ビットコインの「分裂問題」がクローズアップされ不安な様相を見せる。この頃から「仮想通貨」が世間に一般的に認知されはじめ、急な暴落の都度、ネット等でも盛り上がりが見られるようになった。相場変動の激しさは相変わらずで、5月25日に34万円台だったビットコイン価格は27日には20万円台まで急落する)

2017年7月      約250,000円(「消費税法施行令の一部を改正する政令」により仮想通貨は非課税となった)

2017年8月1日    約280,000円(ビットコインキャッシュ誕生。分裂騒動が新展開を見せ、本家ビットコインからのれん分けするような形でビットコインキャッシュが生まれた。分裂騒動が解決した為、ビットコイン価格は上昇)

2017年9月      約400,000円(中国のICO禁止及び主要取引所の閉鎖等の影響で、仮想通貨全体の時価総額が落ち込むこともあったが、既に日本人が最もビットコインを買っているため、その影響は限定的だった)

2017年10月     約550,000円(金融庁の仮想通貨交換業者に11社が登録されると9月29日に発表があった。 初営業日の10月2日にビットフライヤー社がモナコインを取り扱い開始するサプライズがありMONAが急騰。日本ではある程度安心して仮想通貨取引所が使えるように、世界に先駆けて法整備が進んでいる)

2017年11月     約700,000円(以前にビットコインキャッシュがハードフォーク(ブロックチェーンの新仕様採用)で成功したため、同じ方式でのフォークコイン(新たに分裂した仮想通貨)が乱発される)

2017年12月     約2,100,000円(ビットコインが史上最高額の値をつける。しかし、海外の仮想通貨に関するニュース等によって価格変動がおこる。また、ボーナス時期にあわせるように、国内取引所各社が宣伝に力を入れた。また、初心者への入門書も数多く出版されるようになってきた)

2018年(波乱の幕開け。これからどうなるビットコイン?)

2018年1月26日   約1,160,000円(国内大手取引所のコインチェックから約580億円相当のネムコインがハッキング被害を受ける。以降、同事件に引っ張られるように大きく価格が下降する)

2018年2月10日   約900,000円(一時期ビットコインの価格が、600,000円台まで下降するも。コインチェック社が補償方針を速やかに公表した為か、緩やかに回復方向)

ビットコインのシステム

ビットコインは取引が行われる度に、取引の履歴が記録されす。
この記録は、その取引が正しいかどうかを確認する承認作業が行われ、10分毎にブロックとしてまとめられます。
そのブロックが鎖のように一連の流れで紐づいたものを、ブロックチェーンと言います。

このブロックチェーンの記録が正しいかどうか承認する作業をマイニング(採掘)といい、この承認作業をしている人達をマイナー(採掘者)と呼びます。
マイニングを行ってくれたマイナーには、その見返りとしてビットコインが支払われます。
これは、マイニングを行うことにより、ビットコイン全体が健全に運用されるように働いてくれたことへの報酬として、マイナーにはビットコインが支払われます。
この報酬は、新たに発行されたビットコインによって支払われます。
つまり、通貨の新規発行がこの瞬間に起こるのです。

また、マイニングはPoW(プルーフ・オブ・ワーク)という取引を承認するために必要なデータを算出するシステムにより成り立っています。

偽造が不可能

ビットコインが偽造不可能と言われるのは、ブロックには過去のデータも含まれているためです。
つまり偽造をするとブロックチェーン全ての取引データを改ざんする必要があり現実的に不可能となっています。

最大発行枚数が2100万枚

ビットコインは、最大発行枚数が2100万と定められており、それ以上は絶対に発行されません。
これは、ビットコインが中央銀行等によって管理されない非中央集権型の通貨であって、誰かが発行量を決める仕組みとは違うからです。
発行量の上限は、に予めプログラムの中に組み込まれています。
このため、ビットコインは、原理上インフレしないということになっています。誰かが任意に、好きなときに、通貨の供給量をコントロールすることが出来ないのです。

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