ALISは、アフリエイト等の広告に頼らずに、記事を書いて情報を発信する側と記事を読むなどして情報を受け取る側を結び付けるような存在であり、インターネット上に存在するSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)をブロックチェーン技術を用いることにより、日本初のソーシャルメディアプラットフォームの構築を目指します。

例えば、レビュー評価の中には、「評価対象となっている店がレビューサイトに謝礼を支払うことにより、サイト内のレビュー評価を上げていたり」や「レビュー評価が高かったから行ってみたが、残念な店だった・・」ということもあります。

このようなことがなくなるように、「信頼できる評価(レビュー)が正当な報酬が与えられないか」という問題提起から、ALISが誕生しました。

日本人が運営の中心なので、プロジェクトの活動状況が明かに分かるという点も好感が持てます。

過剰な広告や広告記事からの脱却

収益源の多くを、FacebookやGoogle等も含め従来のメディアは、広告収入に頼っています。

中には、記事を閲覧する度に広告が表示された上、記事自体も広告の
宣伝をした記事ということも往々にしてあり、不愉快な思いをしている人も多いと思います。。

質が悪い記事でもPV(ページビュー)さえ稼げれば、Googleで良いサイトだと判断されるので、検索上位にアップされて広告で稼ぎやすくなりるので、広告収入に頼る理由が分かります。

これでは、下位に良いサイトがあっても目立ちません。

ALISの場合、「いいね」がされた記事が上位に表示されるようになります。

ALISのプラットフォームの仕組み

ALISサイト内には、(SNSによる)記事を投稿する人と記事を評価する人に二分されます。

そして、記事を評価する人達が、「質が高いと評価された記事」を決定すると、質の高い記事を投稿した人と最も早くその記事を評価した人にALISトークンが報酬として支払われます。

これはALISの価値が上昇すると、サイト内で記事を投稿している人や記事を読んで評価している人にもALISトークンの価値が上昇することによって、報酬が還元されます。

ALISトークンは、既にCryptopia(クリプトピア)やCoinExchange(コインエクスチェンジ)、Yobit(ヨービット)といった取引所に上場しているので、仮想通貨としての価値を持っています。

こういったこともあり、ALISは非常にコミュニティが盛んで活発です。

日本の仮想通貨市場への開拓

ALISの開発者は日本人の方が多く参加しており、日本の仮想通貨市場を開拓することを狙っています。

また、今後日本の仮想通貨市場に参入を予定しているサイバーエージェントビットコイン卜の部宏樹社長がALIS株式会社(ALISの親会社)主催のイベントに参加する等、密な関わりがあると言われているので、将来、合同で何らかのサービスが打ち出す可能性もある点にも期待が持てます。

近い話でいうと、ロードマップ上では、6ヶ月以内(2018年12月以内)に日本の仮想通貨取引所に上場を計画しています(ロードマップなので、あくまで計画です)。

ALISロードマップ

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