仮想通貨を発掘するマイニングについてザックリ説明します
コンピューターに複雑な計算をさせることにより、マイニング報酬を仮想通貨で得られます。
今回は、マイニングについて簡単に解説をします。
ビットコインだけではなく、他の仮想通貨もマイニングが出来ます。
例えば、
イーサリアム(ETH)
モナコイン(MONA)
ライトコイン(LTC)
ジーキャッシュ(ZEC)
モネロ(XMR)
等があります。
ビットコインのマイニングは個人では無理?
マイニングが出来る仮想通貨の中でも、特にビットコインのマイニングはハードルが高いといわれています。
何故なら・・中国のマイニング会社がビットコインのマイニング市場のほとんど席巻をしているからです。
中国のマイニング会社は、大量に機材を投資してマイニングを行っているので、個人がビットコインマイニングを行おうとしてもなかなか上手くいきません。
個人でマイニングをするのであれば、一概にはいえませんが、狙い目はアルトコインかもしれません。
出典:ASICとは | ビットコイン・アルトコイン仮想通貨情報サイト ビットチャンス
1年以上は続けないと結果が出ない?
マイニングを行って儲けを出すためには、1年間以上は続けないと結果が出ないそうです。
なぜなら、マイニングを行う初期設備の投資費用を回収するのに、約1年くらいかかるからです。
初期設備投資回収後は、かかる費用は電気代のみで、マイニング収益はほとんどが利益になります。
マイニング報酬がなくなることへの懸念
仮想通貨には、発行上限枚数が定められています。
そのため、マイニング可能な通貨は、マイニング報酬が上限に達すれば、マイナーの報酬は大きく減少します。
マイナーの報酬はブロック生成による報酬に加えて、送金手数料もプラスで受け取っていますが、送金手数料を引き上げてカバーをするというのは考えにくいと言われています。
出典:ブロック生成とは?〜仮想通貨用語〜 | ビットコイン・アルトコイン仮想通貨情報サイト ビットチャンス
まず、マイニング報酬が大きく減少することになったら、マイナーの減少が起きます。
また、マイナーの減少により、一部のマイナーグループが51%の割合を占めてしまった場合、51%攻撃が可能になってしまう恐れがあります。
ビットコインの51%攻撃とは、一定以上の計算処理能力をコントロールすることで、 ビットコインのシステムを崩壊させる問題のことです。
ビットコインは、どのブロックをブロックチェーンに追加するかという意思決定方法を、計算処理能力によって決定しています。 そのため、51%以上の計算処理能力を有する者は、データの改ざんや不正取引ができてしまう可能性があるのです。