リップル社が運営するRippleNetは、リップル社が運営する、国際送金を目的としたネットワークです。
企業がリップル社と業務提携をする時、その企業はRippleNetに参加し、リップル社が提供する「リップル」という金融決済システムを利用します(ちなみにリップル社は、「Ripple Inc」と分けて呼ばれています)。
RippleNetの種類(リップル社が提供する金融決済システムの種類)
xCurrentとは
リップル社が提供する銀行向けの金融決済システムをxCurrentといいます。
RippleNetと金融機関を接続することにより、従来の銀行のような中央集権型のネットワークにたよることなく、低コストで迅速な送金が可能になるソリューションです。
また、すべての送金の状況や履歴が明瞭になり、取引前後の確認が可能です。
xRapidとは
xRapidは、XRPを利用し、新興国市場等への支払いの際に、コストを最小限するソリューションです。
主に、送金業者やその他の金融機関が利用します。
新興国市場への送金等の際、現地の通貨を用意する必要があること等からコストが高くなってしまいます。
xRapidは、XRPをブリッジ通貨とすることにより、コストを大幅に引き下げることができます。
RippleNetの種類の内、XRPが実際に利用されるのはxRapidのみです。
そのため、XRPの価格上昇に最も大きな影響を与えるのが、xRapidの技術を企業が導入するかどうかです。
xViaとは
xViaとは、RippleNetを企業が利用して送金情報を送信するためのソリューションです。
請求書のような重たいデータを添付して送信することができます。
これまでコストや時間が多くかかっていた送金情報の送信を、xViaを利用することにより、低コストでスピーディーに送金することが可能になります。
xViaは、多くのネットワークに送金したい企業や銀行が利用するとされています。
Xpringとは
2018年5月14日に発表された新プロジェクトです。
Xpringは、XRPやXRP Ledgerは、速度やスケーラビリティ等、優れた能力を有しているので、これら用いて企業やプロジェクトに対し、融資や支援、買収、補助金を提供することにより、XRPやXRP Ledgerの今後の普及を目指していきます。