こういったブロックチェーン技術の応用は、色々な分野での応用が期待されている(イギリス政府でも採用が検討されているが、日本政府ではそのようなはなしはされていない)。

これまでは、電子的な書類は改竄が可能であると思われていたため、紙の書類しか認められていなかった。

しかし、数年前から電子書類が認められてきたが、ブロックチェーン技術によっても理論上でのみ改竄不可能であったものが現実的になってきた(実際には採用されていない。民間でも商品の履歴管理を証明するサービスもある。中国では食べ物の履歴管理もなされている)。

土地の登記にも応用可能で、車の所有権や物の貸し借り等にも可視化することできる。

このようなシェアリングエコノミーは無限の可能性が広がる。

分散自律型社会

シェアリングエコノミーが浸透していった場合、分散自律型社会になっていく。

ブロックチェーン技術やAIにより、従来の仕事がAIにとられてしまい、今後人間が行う仕事はどのように変っていくのか?

労働者や経営者としての仕事をコンピューターが取って代わるとしたら、それは完全にオートマチック化された組織である(今は存在していないが将来的に誕生する可能性がある)。

例えば、自動車の自動運転であれば、運転手がAIとなったり、無人のタクシー会社、経営者が行っている仕事をスマートコントラクトで書き換えることにより可能となり、すべてがコンピューターにとってかわることとなる(スマートコントラクトにより管理者がいない組織)。

そのような時代が到来したとしてもすべての仕事がコンピューターでできるようになるわけではない。

コンピューターに出来なくて、人間にしか出来ない仕事というのは、非常に価値が出てくる。

おそらく、人間はスマートコントラクトで処理できないルーティーン的でない仕事を担っていくことになるだろうが、各々の仕事によって異なってくるけれど、それぞれの仕事には必ず価値があるので価値を見出して欲しい。

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