公判は継続中で事件の原因は、未だに解明されていない

マルク・カルプレス氏は初公判が2017年7月11日に行われました。公判では、顧客に対する謝罪を行ったものの、横領に対する起訴に対しては無罪を主張しました。

4年以上が経過した現在でも、マウントゴックス事件の公判は続いており、マルク・カルプレス氏が無罪を主張していることもあって、裁判の判決は出ていません。

事件の原因は完全に解明されてはいませんが、マルク・カルプレス氏は盗まれたビットコインを取り戻す為に、捜査機関に協力している事も裁判で主張しています。

マルク・カルプレス氏の現在

現在、マルク・カルプレス氏はシステムエンジニアとして働いており、商品開発の仕事をしていると、テレビ番組で語っていました。

マウントゴックスの代表を務めていた時は、家賃100万円以上のマンションに住んでいたのが現在では家賃7万円のマンションに住んでいるそうです。

上記のとおり、現在でも公判は継続中ですが、マルク・カルプレス氏はマウントゴックスの代表だった時よりもストレスが軽減されたと語っており、かなり痩せて風貌が一変しています。

今年中に裁判の判決が出るかが注目点されています。

マウントゴックスの現在

現在は取引所を運営していない

マウントゴックス事件後、消失したビットコインの補填を行うことが出来ないため、マウントゴックスは破綻してしました。

破綻したことから、現在は取引所を運営していません。

マウントゴックスはウォレットに約20万枚のビットコインを保有している

2018年に入ってビットコイン価格が暴落しましたが、マウントゴックスがウォレットに保有していた約20万枚のビットコインの一部が売却されたことが原因ではないかと言われています。

マウントゴックス事件当時は、ビットコインの価格は約6万円でしたが、現在(2018年9月13日)は当時と比べて10倍以上である約70万円の価格を付けています。

マウントゴックスが保有する20万枚のビットコインを現在の価格にすると約1,400億円にもなり、事件当時消失したビットコインの被害額約470億円よりも大幅に高く、破綻当時補填できなかった金額よりも破綻した会社が現在所持している資金が大幅に高いという状況が起きています(ビットコインのハードフォークによって誕生したビットコインキャッシュも保有している)。

マウントゴックスが保有するビットコインを売却されると相場が下落する?

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