• 労働収入を得てそれ相当の努力をする。
  • モノやサービスを作って提供する。
  • 投資でキャピタルゲインを得る。

投資メンタルの重要性

投資を行うには、投資のスキルは当然重要だが、投資メンタルも重要になってくる。

この投資メンタルは、デモトレードと実際のトレードの重みが大きく違いがあるというように、例えば1mの高さの足場と50mの高さの足場の上にいるのとでは、50mの高さの足場から落下すると死亡してしまうことから、メンタルも大きく変わってくると言える。

プロのサッカーの試合のPKを具体的な例として挙げると、あまり知られてはいないがPKのシュートは、「ゴール中央」を狙うのが成功率が最も高くなると統計的なデータが出ているのだが、何故か「ゴール中央」を狙うシュートは全体の17%にすぎない。

PKのシュートの成功率は約75%と圧倒的にキーパーが不利な状況で行われ、キーパーは左右にイチかバチかで飛ぶしかなく、キーパーには余裕がない(キーパーの読みが外れれば、成功率は約90%位まで上がる)。

「ゴール中央」を狙えばシュートが成功する確率が最も高いという統計的な数値を知っているにも関わらず、何故みんな「ゴール中央」を狙ったシュートをしないのだろうか。

その理由は、「ゴール中央」を狙うシュートを行うのが一見とんでもない考え方に思えるから、そして「ゴール中央」を狙ったシュートを行なって、万が一失敗して恥をかくよりも自分の面子を守りたい気持ちから、「ゴール中央」を狙ったシュートをしないのである。

常識と非常識とは?

「個人投資家の9割は失敗している」とよく言われているが、個人投資家が大口投資家の逆のことをしているから失敗をしているのである。

しかし、個人投資家の多くは常識的な行動をしており、多数派の常識が常識となるのが常だが、投資においては、常識にとらわれずに合理的に考えることが求められる。

合理的に考えられるようになる為には、当然勉強が必要で、自分が知らないことを認めない限り必要なことを学べない為である。

つまり、分からないことを「知らない」と言い続ける必要があるのである。

そういう姿勢を自然に身につけるには、多数の人が常識だと言っていることを「本当なのか?」と疑う態度が必要で、例えば、金融経済アナリストの解説なんて絶対に簡単に鵜呑みにせずに疑ってかからなければならない。

彼らは、もっともらしい予測を立てつつも、その精度は実際のところ疑わしいものであり、相場が今後どのようになっていくかなんて、未来のことなので誰にも分からないのに、金融経済アナリストは自分の解説をもっともらしく話をするので信用してはならないのである。

多くの人は、自分を人によく見せたいと考えているので、知ったかぶりをするが、投資で知ったかぶりをすると取り返しのつかない大損をしてしまうかもしれないので注意が必要である。

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