2018年9月、仮想通貨取引所Zaifが約67億円相当のハッキング被害を受けましたが、一連の流れを振り返りながらZaifに関する疑惑について番組内で意見が交わされました。

MCの堀潤氏が、「結果論から振り返ってみると、非常にスピード感が速いように感じますが、事前に何か動きがあったのでは？」と水を向けると、苫米地氏が「以前からZaifは企業そのものが売りに出されていて、私のところにも買いませんかときました。そういった意味では内部の話ではないけれど、『あそこはそろそろ甘くなりやすい』と外部から狙われやすいって可能性は十分あったということですね」と応じました。

「不正流出のアクセスが判明する前日にZaifが利用規約を改定していますが、改定の中身が元々の規約が『何かあっても一切責任を負いません』という内容だったのが、改定後は利用者保護の方に改定されました。一見すると良いように思えますが、これを見た弁護士によっては『訴訟になったら、元の規約は無効で消費者契約法に照らし合わせれば、大いに責任を取らされる可能性もある』ので、逆にいうと事前策をうったという疑惑があります。その前日には、フィスコがZaifのシステムから分離・独立したというタイミングは、偶然なのか何か内部的な話があったのかを田代さんに経緯を伺えたらと思います」と堀潤氏が田代氏に、スピーディーなZaif支援が何故出来たのかを質問しました。

「真相解説！仮想通貨ニュース！」〜第3回『正直「大丈夫かな？」と思っている取引所がある』〜その2〜に続きます。