CROSSは、ユーザーがもっと使いやすくてゴックスリスクがなく、資金を自分で管理してシステムを使えるようにCROSS WALLETというウォレットを提供していく予定ですが、そのサービスの前段階で現在リリースしているのが、2018年11月20日にオープンしたCROSS exchangeです。

CROSS exchangeは、取引マイニングという仕組みを導入して、ユーザーに手数料を還元していくシステムですが、取引所に関しては、今は取引マイニングでCROSS exchangeとしてスタートしていますけど、これはいずれDEXに移行していきます。

ただ、既存のDEXは使いにくいので、ユーザーがほとんど使っていないので、我々が行おうとしているDEXは通常のDEXではなくCROSS WALLETを使ったハイブリッドのDEXになります。

CROSS WALLETを使ったハイブリットのDEXとは?

通常の取引所の売買は、取引所が顧客資産を預かって、ユーザーが取引板を使って「売り」と「買い」を約定させて行います。

CROSS WALLETを使ったハイブリットのDEXは、中央集権的な取引所と違ってCROSSが顧客資産を預からないで、ユーザーは我々が提供するCROSS WALLETに資産を入れてもらって、約定した注文をCROSS WALLET間でユーザー同士が送金を行います(資産を預かっていないのでゴックスリスクがない)。

CROSS WALLETは、国際特許を取っている電子割符という技術を用いています。

電子割符という技術は?

秘密鍵を盗まれるとウォレットから資産を盗まれてしまうのですが、電子割符によって秘密鍵のデータを細かくしていくと、データが0と1だけまでにずっと細かくなり、それをさらに分散化してシャッフルをして、シャッフルしたものにゴミデータを混ぜます(ゴミデータなのでデータを取られても、秘密鍵を復元することは不可能)。

ユーザーがウォレットを使用する時は、バラバラになってゴミデータが混ざったデータが復元されて秘密鍵が生成されます。

仮想通貨のウォレットとしては、電子割符の技術をCROSSが独占使用権をとっており、セキュリティ性の高いウォレットをユーザーに提供するので、顧客資産の保護という観点では、かなり力を入れています。

このウォレットは、もうしばらくしたら提供できるので、楽しみにしていただけたらと思います。

CROSS exchangeのスマートフォンアプリについて。

現在、DEXウォレットのCROSS WALLETではありませんが、Androidアプリには、CROSS exchangeのアプリが提供されています。

IOSアプリの方も既に開発が終わって、現在申請であり、Appleが承認してくれればスマートフォンアプリとして使用することが出来るようになります。

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