深井氏「うちの会社は世間からゲーム会社っぽく見られてしまっているので、「いつブロックチェーンゲームを出してくれるんですか？」等と見られることが多いのですが、中長期的にはDAppsそのものを出していくよりも、DApps普及を促進するようなサービスを出していく方がDAppsを世界に普及させる近道になると考えています」

深井氏「あとは検索ですね。

これも基本的にはDAppsというのはインターネットが進化する際の進化系だと思って頂ければ良いので、だからインターネットがどうやって流行ったかたいなところの事例がそのまま使えるんですね。

当然皆さんはGoogleやYahoo!などといったところでインターネットで検索していると思うんですが、それがDAppsの世界にはないのです。

専門的なDAppsを検索するというツールがないので、当然これが必要になってきます。

DAppsがどんどん増えていって一般のユーザーでもDAppsが面白そうだなと思ってもらう時に検索することが当たり前にできる状態になっていてほしい」

髙橋氏「まずどのようなサービスかなのですけれども、目指すゴールとしてはDAppsが流行っている時にDApps開発者とユーザーの方々をつなぐハブのようなサービスを作りたいと思っています。

その時に今はブロックチェーンやDAppsにはない専門検索サービスが絶対に必要になるでしょうから、そのような将来に投資するという意味で早めにこのようなサービスを作りました。

サービスの詳しい概要ですが、例えばイーサリアムのトークンを持っていてクリプトキティの猫を持っている場合では、「この人に対しては他にもこういうDAppsがあってこういうDAppsがオススメですよ」と、各ユーザーが持っているトークンによってこちら側でレコメンドしてあげるというようなシステムになっています。

髙橋氏「また、ユーザーがDAppsを遊びたいと思っても、ユーザーが詳しくてこのアプリを遊びたいという人はそんなに多くないのが現状ですし、決まったアプリを遊びたければGoogle等で検索をすると思うんですね。

どんなアプリで遊びたいのか自分ではイメージできていなくても、最近DAppsが流行っているから遊んでみたいけど何が良いのかわからないというユーザーがいると思います。そう言ったユーザーに対して、こちらからそのユーザーに対してオススメDAppsの提供をしてくれるサービスです。

あとはやはりそれに付随する形で、今までのGoogleのキーワード検索のように「猫、DApps」という風に検索をしていただくと、猫を使ったDAppsを検索することが出来ます。

ただ、最初はやっぱりユーザー数はすごく少ないと思いますので、今の状況に合わせて開発していくというよりもやっぱり将来DAppsが身近になっていくことを見据えて、我々はUniqys Project(ユニキス プロジェクト)を運営しているので、そういった未来に絶対にこういったサービスが必要になると思って先行してサービス提供を長期的な目で行なっていきます。

「FinDapps(ファインダップス)β版」リリースを発表した株式会社モバイルファクトリーにインタビューをしました！〜第4回〜へと続きます。