「FinDapps(ファインダップス)β版」リリースを発表した株式会社モバイルファクトリーにインタビューをしました!〜第4回〜

中央深井氏、左側髙橋氏、右側大沼氏

中央深井氏、左側髙橋氏、右側大沼氏

Q オープンベータ版とう言うと試験版というイメージが先行してしまうのですが、具体的にどのようにいこうしていくのかなということもお聞かせ願えればと思うのですが。

深井氏「インターネットの黎明期のYahoo!さんが分かりやすいのですが、Yahooさんはサイトを一つ一つヤフーさんが審査して載せていくという作業を行なっていました(現在ではもちろん自動で乗せられていく)。

DAppsも現時点では受け付けてから一つ一つ審査してという流れは現在は必要なのですが、今後はオートメーション化していくことを考えています」

Q 他社のDAppsゲームに関わる企業との差別化という点はありますか?

深井氏「我々はブロックチェーンとして生まれた企業ではなく、早くにビジネス的な基盤を持ちながらブロックチェーンよいう新しい分野にチャレンジしているので、ある意味色んな手が繰り出せるチャンスは多いのではと考えています。

全社運を賭けるというような形で行なっている状況ではないので、ある程度将来的なことを見据えながら、中長期的な視点で「10年後インターネットはこうなっていると良いね。それに向かって我々はこういうことを今のうちにくりだしていこう」みたいな考え方ができるのは、他社にない強みであると思います。

資金調達が必要だったりすることも今年中にどうしても収益が必要なわけでもないですしね。

マネタイズ的なものについては、今の時点で色々とタッチポイントを作っておくことによって、将来的なマネタイズ的なものを開発者側さんからもユーザーさん側からも作っていけるのではないかと感じています」

Q 今後ブロックチェーンゲーム業界に何が必要になってくると思いますか?

深井氏「色々とあると思うんですけど、ユーザーさんに対しては極力シンプルに見せる必要があるところ、現在はまだ敷居が高いということが挙げられます。

そもそもブロックチェーンという言葉がすでに専門用語的で難しく一つの障壁となっています。そういったとっつきにくさというものをいかに解消していくのか、そもそもブロックチェーンていう言葉を使わないければ良いぐらいなんですよね。

将来的には普通のゲームと変わらずで裏でブロックチェーンゲームが使われているような感じが正しい姿なんじゃないかと思っています。

ただ開発者さん側の課題としては、どこでもうけるのか、儲かった企業はあるのか、とかそういったことをすぐに出すことのできる状況に現在はなっていませんので、事例をどんどん積み重ねて参入障壁を減らしていくということが挙げられます」

高橋氏「2018年の頭にバブルがはじけて、これは企業さんも一般ユーザーの方もブロックチェーンや仮想通貨に対してイメージが非常に悪くなったことであると思います。

2018年は厳しい時代でしたが、それゆえに2018年を生き残った真面目にブロックチェーンの開発にむけて真面目に行ってきたプロジェクトばかりなので、ユーザー心理もプロジェクト心理もある程度変化がしていく時期ではないかと思いますし、我々も真摯に携わっていきたいと思います」

「FinDapps(ファインダップス)β版」リリースを発表した株式会社モバイルファクトリーにインタビューをしました!〜最終回〜へと続きます。

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