クウェート国立銀行でリップルネットを用いた国際送金サービス立ち上げ

2018年12月27日、クウェート国立銀行(NBK)が、クウェートの金融機関で初めて、リップルネットのブロックチェーン技術を用いたクロスボーダー取引の送金サービスをリリースしたことが明らかになりました(リップルネットは、リップル社のクロスボーダー取引のネットワーク)。

クウェート国立銀行がリリースした今回のサービスの名称は、「NBK ディレクト・レミット」と言い、「数秒でいつでも送金が可能」な技術で、今後はヨルダンで、その後も世界各国でサービスを拡大していくそうです。

新時代の国際送金サービスの提供を目指すリップル社と提携する企業は増えており、2018年11月にはマレーシア大手銀行CIMBがリップルネットに加盟しており、三菱UFJ銀行も日本とブラジル間でリップルネットを用いて国際決済サービスを導入すると発表しました。

リップル社は、国際送金として世界的に普及しているSWIFT(国際銀行間通信協会)を将来的に追い越すことを目指しており、数秒で送金が可能なリップル(XRP等)に世界が注目しています(SWIFTは、送金時間が数日かかる場合もある)。

関連事項

関連するまとめ

韓国の仮想通貨取引所アップビットが300億円以上の収益

昨年仮想通貨の規制について注目を集めた韓国ですが、韓国の取引所最大手のアップビットでは300億円以上の収益が…

ブロックチェーンスタイル / 646 view

ブロックチェーン技術を用いた領収書が中国の深圳市で発行される

ブロックチェーン技術を用いた領収書が中国の深圳市で発行されました。

ブロックチェーンスタイル / 746 view

名門スタンフォード大学経営大学院でブロックチェーン技術や仮想通貨を学ぶクラスが新設さ…

グローバル企業がブロックチェーン技術の導入を模索する中、ブロックチェーン技術や仮想通貨業界に精通した人物が求…

ブロックチェーンスタイル / 1601 view