ユニキスは、イーサリアムをメインチェーンとして用いていて、サイドチェーンに「Uniqys Kit」が存在します。

イーサリアムをメインのチェーンとした理由は、イーサリアムはスマートコントラクトが出来るので、メインチェーンとサイドチェーンを繋ぐためのプログラムを柔軟に作れたり、ユーザーが多いのでメインのセキュリティが担保されているのが主な理由です。

ユニキス自体をメインチェーンにする場合には、考えなければならない点が多くて、その一つにノードをたくさん立てなければセキュリティが担保されないという問題がありました。

PoW(プルーフ・オブ・ワーク)のアルゴリズムではないので51パーセント攻撃ではありませんが、ネットワークに参加するノードが少なければ、攻撃を受けた時にセキュリテイが危うくなるので、多くの人にネットワークを維持してもらう必要があります。

その為、メインチェーンをイーサリアムという信頼の置けるネットワークを用いることによって、セキュリティを分散させることが出来るので、「Uniqys Kit」をサイドチェーンとして構築しています。

トランザクションが多い一つのゲームが、他の取引に影響を及ぼすということも、アプリごとにサイドチェーンにすることによって影響しません(昔、イーサリアムのトランザクションの大半をクリプトキティズというゲームが占有することがあった)。

また、イーサリアムだけではなく、ネオ等の他のブロックチェーンと繋ぐ仕組みを作れば、構造上置き換えることが可能です。

一般的なウェブアプリケーションと同じように、アプリケーション作成時に今まで使っていた言語(イーサリアムだったら、solidity)に限らず、Python等のような比較的使われている言語を自由に選択することが出来るようになります。

その為、これまでのアプリケーション作成と同じような感覚で、ブロックチェーンのアプリケーションの構築をすることが出来るので、デベロッパーがよりブロックチェーン業界に参入しやすくなります。