スイスとリヒテンシュタインにおいて仮想通貨・ブロックチェーン関連の企業が約20%増加

2019年1月24日、弱気な仮想通貨市場が続いていますが、スイスやリヒテンシュタインで仮想通貨・ブロックチェーン関連企業が急増しています。

2018年末時点では、同年9月末時点から121社(約20%増加)して、スイスとリヒテンシュタインには750社の仮想通貨・ブロックチェーン関連企業が存在しています。

この地域において、10億ドル以上の資産価値を持っているユニコーン企業は4社(ビットメイン、カルダノ、ディフィニティ、イーサリアム)が展開しており、この仮想通貨・ブロックチェーンの多くの企業は、「クリプトバレー」と呼ばれるスイスのツーク州に集中しています。

しかし、仮想通貨・ブロックチェーンの企業数は増加の一方で、仮想通貨価格が最近下落していることによって、同地域の仮想通貨・ブロックチェーン企業上位50社の市場価値は下落しており、2018年第4四半期だけで、440億ドルから200億ドルにまで減少しています。

仮想通貨・ブロックチェーン産業が活発なマルタと並んで、スイスやリヒテンシュタインは、仮想通貨・ブロックチェーン産業に対して積極的に支援をしており、リヒテンシュタインのハスラー首相は、仮想通貨・ブロックチェーンに関する産業規制を行う為の新しい法律を作ることを表明しています。

スイス政府は、現在のところ、仮想通貨・ブロックチェーンに関する法律を制定していませんが、スイスのモーラー財務相は2018年12月に既存の法律を改正した上で新技術と金融サービスに対応していくという考えを述べました。

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