自らの医療データを自分で管理することを可能にするプログラム

Centrality とCoverUS、ユーザー自らの手による医療データの保護、参加によるリワードの取得を可能にします。

Centralityは、米国のヘルスケアにおける経済的ギャップを解消するモバイルヘルスアプリであるCoverUSに対し、最大の準備段階での資金調達であるプレシード投資を行う会社です。

両社は、まず世界最大のヘルスケア市場であるアメリカおよびニュージーランドにて技術的な統合と実証実験にむけて提携していきます。

この提携によって、オーストラリア、カナダ、イギリスを含む世界の公的市場でアプリケーションの普及が加速します。

今年デビューする CoverUSアプリは、ユーザーが自分の匿名のヘルスケアデータへのアクセスを許可することを選択した場合にリワードを与えて、さらにユーザーがヘルスケアシステムに直接エンゲージすることを可能にします。

すなわち、リサーチャーに対して「現実世界のデータ」を提供し、彼ら自身の健康を改善し、これによってシステムコストの削減につながります。

患者とヘルスケア業界のこの両側面から成り立つマーケットプレイスは、メンバーが参加することを通じて経済的な見返りを得ることができるようにするという、CoverUS本来の目標を達成するように設計されています。

「CoverUSへの投資はCentralityにとり、まさにこれぞというものです。

CoverUSの方向性はCentralityの「企業の利益によって支配されない世界」(a world uncorpoated)というミッションステートメントにあるものとぴったり一致しています。 CoverUSはヘルスケアにかかる経済的な負担を軽減し、ユーザーがより長く、幸せな人生を生きるように手助けすることです」とCentralityの技術・エコシステムストラテジストであるPhil Williams氏が述べています。

米国だけでも、年間3兆ドルが医療に費やされています。

外部のデータブローカーは、ほとんどの消費者が気づかないうちにあるいは同意をしないうちに、何十億という患者のデータを売買しています。
その一方で、健康上の貧困は蔓延し、アメリカ人の3人に1人以上が100ドル
の医療費を支払うことができない現状にあります。

「Centralityは私たちの最大の支持者の一つであり、私たちにとって極めて重要なパートナーです」とCoverUS会長のChristopher Sealeyは述べています。

CoverUSは、ユーザーをパートナーとしてとらえ、ユーザーが自分の情報と経済的な幸福を自らの手で管理できるように目指しています。 CoverUSは現在、クラウドファンディングを活用しシードラウンドの資金調達を行っています。

ブロックチェーンについて

ブロックチェーンは分散型台帳の一種です。

分散型台帳とは、ネットワークに接続された多数のコンピュータに複製された一連のデータです。

ネットワーク上のコンピュータはさまざまな場所にあり、多くの国に分散して存在していることが理想です。 分散型台帳はプロトコルを用い、データに変更があれば各コンピュータすべてに複製され、データは合意された既知の状態に収束します。 良い比喩として考えられるのは、データと検証ルールが多数のコンピュータ上に複製されたスプレッドシートです。

スプレッドシートの1つのセルが変更されると、そのスプレッドシートのすべてのコンピュータ上の状態が変更されるものです。

ブロックチェーン技術は分散型台帳の一種であり変更不可能であるため、ひとたび公開されればデータを削除、変更することができません。

台帳は金銭的なインセンティブを用いて、参加ノードが共同作業をし台帳を維持管理するように設計されています。

Centralityについて

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