ペッグ通貨とは?

ペッグ通貨とは、「特定の通貨と価格が連動するように設定された通貨」のことです(ほとんどの場合が、米ドルやユーロと連動して価格が動いて、固定相場制とも呼ばれている)。

為替レートが固定性でなく変動制の場合、経済的に不安定な国の通貨レートのボラティリティが高いと、深刻な影響を自国の経済に及ぼす可能性があります。

そのため、為替レートを米ドルやユーロといった国際的に安定している通貨に固定することによって、ボラリティを抑えて信頼性を高めます(法定通貨の中で米ドルにペッグしているのは、主だった通貨であれば、香港ドルや人民元など)。

ステーブルコイン=仮想通貨のペッグ通貨

仮想通貨では、ステーブルコイン(stablecoin=安定したコイン)と呼ばれており、「アメリカドルなどといった安定した法定通貨の価格に固定した、安定したコイン」と言われています(アメリカドルにペグされたUSDT=tether(テザー)が最も有名です)。

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