仮想通貨のカストディサービスの発足に向けて、大手投資会社フィデリティが最終テスト段階だと明かす

2019年1月31日、ウォール街における大手投資会社フィデリティが、仮想通貨のカストディサービスの発足に向けて、最終テストの段階であることを自社ブログで明らかにしました。

2018年10月、フィデリティは、ヘッジファンド等を対象にして仮想通貨のカストディサービスや複数の取引所における取引をサポートする仮想通貨関連サービス会社「Fidelity Digital Asset Services」の設立を発表していました。

フィデリティは、「最初の我々の顧客は、最終テストとプロセスを改良する期間の重要部分を担っており、今後幅広いサービスを提供することにつながっていく。現在、世界に存在するサービスの水準を大幅に上回れるように、カストディーのプラットフォームとトレーディング部門で全力をつくしている」と述べた。

フィデリティは、資産運用金額が7兆ドル以上、取引関係のある金融機関が1万3000以上あり、フィデリティによる仮想通貨カストディの発足は、機関投資家を仮想通貨市場に呼び込む好材料になるとみられています。

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