今後の中国の仮想通貨に対する規制に変化が?

アメリカ帰りの経済学者イ・コウ氏が、中国人民銀行の総裁に任命されました。

コウ氏は仮想通貨市場に好意的な人物であり、習近平国家主席も親市場派であることから、今回の登用は市場に好影響を与えるだろうと言われています。

2017年9月、中国政府と中国人民人口が仮想通貨市場を厳格に規制しましたが、経済アナリストのジョン・クリーシー氏は、習国家主席の政治的談話を支持する為、仮想通貨取引を規制したのであり、習国家主席が政治体制を盤石に確立したら、政府が仮想通貨市場の厳格な規制を緩和させるかもしれない、と述べました。

中国政府は、仮想通貨取引を禁止しただけで、仮想通貨を所有することを禁止していないので、ネオ(NEO)等の中国で誕生したブロックチェーンは現在も開発が行われています。

中国発のブロックチェーンや、中央銀行のコウ新総裁といった親仮想通貨市場派の登用から、今後仮想通貨やブロックチェーンを推進していく法律が発表される可能性があります。

よって、中国政府は仮想通貨取引を禁止したが、こういった状態が長引く可能性は低いかもしれません。

関連するまとめ

韓国のサムスン電子がイギリスで仮想通貨のウォレット等の申請を行う

2018年12月27日、韓国のサムスン電子がイギリスにおいて、仮想通貨を保管するウォレット等の申請をしている…

ブロックチェーンスタイル / 521 view

シンガポール副首相が仮想通貨を禁止する強い根拠はないと発表

シンガポール副首相は分析の結果今のところ、仮想通貨を禁止する強い根拠はないと発表しました。

ブロックチェーンスタイル / 621 view

ブロックチェーンのインフラが促進されて、2019年は機関投資家が参入

仮想通貨投資ファンドのデジタルカレンシーグループのトラヴィス・シェア氏が「2019年の仮想通貨業界は、ブロッ…

ブロックチェーンスタイル / 533 view

関連するキーワード