ERC20トークンを元にした仮想通貨の一部に重大なバグが発見される

ERC20トークンとは、イーサリアム(ETH)のプラットフォーム上で使用されることを目的に作られたトークンです。

このERC20トークンを元に作られたトークンの一部で「BatchOverflow」という重大なバクが発見されました。

現在判明していることは、ERC20を規格としているすべての仮想通貨に起こっている現象ではなく、ERC20を元に作られた一部の仮想通貨・トークンに起こっている問題であり、「BatchOverflow」というバグが悪用されると、ERC20から作られた一部のトークンを無限に生成できてしまうそうです(原因はERC20やイーサリアムのバグでもないそうです)。

海外取引所では、ERC20に準拠したトークンの取引を安全のために停止しています。

また、ERC20が元となっている仮想通貨は、非常に多いです。

時価総額が上位通貨の中では、下記の通貨がERC20をベースとしていますが、この他にもERC20をベースとした通貨は時価総額下位の中にも多数あるとされています。

関連するまとめ

【速報】マネックス、コインチェックを完全子会社化36億円で全株取得

コインチェッックが完全子会社化することがわかりました。

ブロックチェーンスタイル / 693 view

マウントゴックス事件の再来か?コインチェックの記者会見で見えてきたこと

XEMやビットコインなどの仮想通貨取引所「コインチェック」に不正なアクセスがあり、仮想通貨XEMコインを約5…

ブロックチェーンスタイル / 1538 view

USDT(テザー)を用いた証拠金取引サービス(レバレッジサービス)を香港に拠点を置く…

香港に拠点を置く仮想通貨取引所Bitfinexが、アメリカドルとUSDT(アメリカドルとのステーブルコイン)…

ブロックチェーンスタイル / 675 view