イギリス政府がブロックチェーンやスマートコントラクトの技術を法律に導入することを表明する

イギリス政府が現在施行中のイギリス国内の法律に、ブロックチェーンやスマートコントラクト技術を組み込むことを表明しました。

2017年4月1日から2018年3月31日までの第52回年次報告書でその内容が明らかになっています。

イギリス政府の第52回年次報告書(2017年4月1日から翌2018年3月31日まで)によると、スマートコントラクト技術を商取引等の契約を実行する部分に適用することにより、自動的にトランザクションが行われ、費用や時間といったものを削減することが出来ると報告されました。

また、ブロックチェーン技術を用いることによって履歴がチェーン上に記録されて、信頼性が向上すると報告しています。

実際に、法律にこういった技術が導入されれば、イギリスは世界で初めてスマートコントラクトを法律に導入した国になります。

この試みは、2018年夏に開始する予定なので、今後のイギリス政府の動向とブロックチェーン技術の普及に注目です。

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