日本の企業が飲食店のレビューにトークン報酬システムを世界で初じめて導入する

2018年8月2日、ブロックチェーン技術とAI(人工知能)を活用し、グルメSNS「シンクロライフ」を運営をする株式会社GINKANが、飲食店のレビュー投稿者に対して、報酬としてトークンを提供するシステムをアプリで世界で初めて導入すると発表しました。

シンクロライフは、アプリを利用するユーザーの食の好みをデータベース化することによって、ユーザーの嗜好にあった飲食店探しをサポートします。

このアプリの新バージョンは、既存のプラットフォームに、トークンの報酬と仮想通貨ウォレット機能を追加しました。

飲食店のレビュー投稿や飲食店情報の作成や翻訳をすると、ユーザーは独自トークンSYC(SynchroCoin、 シンクロコイン)を報酬としてもらえる。ユーザーのレビュー貢献度は独自のアルゴリズムで分析し、質の高いレビュー投稿者に対し、SYCをインセンティブとして付与。不正なレビューを抑制する仕組みを作った。

今後は、イーサリアム(ETH)など他の仮想通貨もシンクロライフのウォレットに対応させる。また、コンテンツ制作によるSYC付与のほか、加盟レストランを利用した時に飲食代の一部をSYCで還元する仕組みや、SYCと食事券との交換、飲食代金をSYCで支払えるサービスなどを導入し、トークンエコノミーを形成していく。

ICOで調達した開発資金でメジャーローンチへ

2017年9月、シンクロライフは、2017年9月にICOを実施し、755イーサリアム(約5000万円)の調達に成功して、日本円で約5000万円ほどの資金を得て開発資金の一部にし、今回のメジャーローンチに繋げた。

シンクロライフの神谷CEOは、当時実施予定日の1週間前に中国政府によってICOが禁止されており、ICOの調達目標額は集まらなかったが、限られた資金内であっても、サービスをローンチすることが出来たので、次回のICOにも示しています。

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