「仮想通貨」から「暗号資産」への呼称変更に菅官房長官がコメント
菅官房長官が、2018年12月17日に開かれた記者会見で、「仮想通貨」の呼称を「暗号資産」に変更を求める金融庁の研究会での報告案に対して、「議論を踏まえ、金融庁において適切に対応する。国際的には、『暗号資産』という表現が使われているので、誤解を生みやすいという指摘がある」と呼称の変更にコメントしました。
「仮想通貨」という言葉が、2018年の流行語大賞の候補にノミネートされる等、「仮想通貨」という呼称が広く浸透している日本において、「暗号資産」という呼称が世間に受け入れられていくのか、色々な意味で注目です。
菅義偉官房長官は17日の記者会見で、金融庁の有識者会議でまとめた報告書案が仮想通貨の名称を「暗号資産」に変更するよう求めたことに関し、「(有識者会議の)議論を踏まえ、金融庁において適切に対応する」と述べた。 菅氏は「国際的に『暗号資産』という表現が使われ始めている。通貨という呼び方が法定通貨との間で誤解を生みやすいとの指摘もある」とも述べ、呼称変更に一定の理解を示した。(2018/12/17-12:33)
出典:仮想通貨呼称変更、金融庁で対応=菅官房長官:時事ドットコム