インド政府の高官が 「仮想通貨は合法化されるべき」と発言

インド政府が「仮想通貨を合法化するべき」と考えを明らかにしたことが、2018年12月26日に報じられました。

仮想通貨に対して厳しい姿勢をこれまでとっていたインドですが、今回の方針転換とも取れる表明は、仮想通貨市場にとって好材料になるかもしれません。

(2017年に発足した仮想通貨に関する討論会の参加者の)インド政府高官は、

「仮想通貨は完全に違法ではないという意見が政府内ではある。規制と共に仮想通貨は合法化されべきである」

と述べました。

これまで、インド国内での仮想通貨を全面的禁止の提案、インド準備銀行(RBI)に新たな法的枠組み作り等、インドは仮想通貨に対して厳しい態度をとってきただけに、今回の仮想通貨に対する方針が仮想通貨市場にとって好材料になるとする専門家がいます。

インドは現在キャッシュレス化が進んでいますが、「最もポテンシャルを秘めた仮想通貨市場はインドである」とも言われることから、今後の動向に注目です。

関連事項

関連するまとめ

日本のフィンテック協会とシンガポールのフィンテック協会が覚書を交わす

Money 20/20 Asiaにおいて、日本とシンガポールのフィンテック協会が覚書を交わしました。

ブロックチェーンスタイル / 1266 view

日本の仮想通貨取引所ビットポイントがタイ国の当局からライセンスを取得

2021年2月21日、日本の金融庁からライセンスを取得済みの仮想通貨取引所ビットポイントの親会社リミックスジ…

ブロックチェーンスタイル / 668 view

有名な投資家ティム・ドレイパー氏がインドの仮想通貨政策につい自説を述べる

インドの仮想通貨政策について、投資家ティム・ドレイパー氏が自説を述べました。

ブロックチェーンスタイル / 768 view