アメリカの銀行大手モルガン・スタンレーがマネーロンダリング対策不備によって罰金

2018年12月26日、アメリカ銀行の大手モルガン・スタンレーが、マネーロンダリング対策が不備であった問題(マネーロンダリング防止プログラムが適切に機能しなかった問題)について、金融取引業規制機構(FINRA)が同銀行に対して1000万ドル(約11億1000万円)の罰金を課しました。

仮想通貨業界だけではなく、どこの業界もマネーロンダリング対策が徹底されることが求められているが、アメリカドルが一番マネーロンダリングの温床になっているという指摘もあります。

仮想通貨投資ファンドのモルガン・クリーク・デジタル・アセット創業者であるアンソニー・ポンプリアーノ氏が「アメリカドルがマネーロンダリングの一番の選択肢になっている」とTwitterで発言しました。

2018年10月には、フィンランドが拠点の北ヨーロッパ最大の銀行であるノルデア銀行が、マネーロンダリングに関与したのではないかと報じられました(バルト三国の銀行から不正な資金を受け取ったという疑惑)。

関連事項

関連するまとめ

サウジアラビア政府が、個人や企業の仮想通貨取引を禁止することを表明

2018年8月12日、仮想通貨取引そのものを違法とする声明をサウジアラビア政府が出しました。

ブロックチェーンスタイル / 853 view

リップルネットへの参加企業が200社を超えたと発表、XRPを使用する金融機関も増加し…

仮想通貨XRPを発行してリップル社が、リップルネットの決済ネットワークに、新規で13社の金融機関が参加し、参…

ブロックチェーンスタイル / 644 view

日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)が自主規制「レバレッジ取引の証拠金の上限を4倍」…

日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)がレバレッジ取引の証拠金の上限を4倍にする自主規制を定めようとしています…

ブロックチェーンスタイル / 813 view