イギリスのビットコイン・ベイビーに42万円の寄付が集まる

イギリスにおいて、生後間もなくの赤ん坊の養育費をイギリスのタイムズの新聞広告(2019年1月12日付)にビットコインで寄付を募ったところ、331人から2週間で合計1.087BTC約3000ポンド(約42万円)のビットコインの寄付が集まったと話題になっています。

実際に掲載された新聞広告の内容は、「ビットコイン・ベイビー:2019年1月6日、ウィオレッタとピーターの娘でフィリップの妹であるイザベラ・アナ・ボールズが誕生。体重は2.2kg。ビットコイン大学基金はこちら、1ZAB5XeKMdvax2S8eZT7GQ6Nj4xjbsw1Y」

海外からの寄付も含めて、寄付された金額は一人当たり、約4200円から約4万2000円だったそうで、父親のピーター・ボールズ氏は、「(18年後の)2037年に娘が大学入学する時に備えて、ビットコインが持つ希少性が、このような寄付に適していると思い、これまでにない方法で学費捻出をする方法を考えていました。今回の寄付については、仮想通貨が今後主軸になっていくことであえり、娘を支援してくれたことに感謝しています」と述べました(イギリスの新聞であるミラー紙は、ボールズ氏はPR会社の共同CEOの1人で、「娘の誕生に併せてキャンペーンを展開して、それに成功した」と評している)。

今回の寄付金は、ビットコインベイビーであるイザベラちゃんが大学入学時まではウォレットに保管しておく予定だが、イギリスでは現在大学を卒業する為には約1万ポンド(約141万円)の費用がかかるのだが、18年後には1.087BTCが、どのくらいの金額になっているのか今から気になってしまいます。

関連事項

関連するまとめ

仮想通貨規制が続く中国で、中国人の約40%が仮想通貨への投資を考えている

中国では規制当局が、仮想通貨取引をやICOを厳しく規制していますが、そんな中で、中国人の約40%が仮想通貨へ…

ブロックチェーンスタイル / 623 view

仮想通貨取引所12社にユーザーとの公正取引委員会が契約を改めるように命令(韓国)

韓国の仮想通貨取引市場では規制が強化されていますが、消費者保護に向けた動きがありました。

ブロックチェーンスタイル / 775 view

仮想通貨業界が「インサイダー取引」の禁止をはじめとした自主規制案をまとめる。

仮想通貨業界がこれまでの無秩序だった取引や取引所の内部管理の透明性向上に動き出しました。

ブロックチェーンスタイル / 1382 view