国際決済銀行(BIS)がビットコインはPoWから脱却するべきとレポート

2019年1月21日、国際決済銀行(BIS)が「ビットコインが抱えている問題は、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)のシステムから脱却することで解決される」と発表したワーキングペーパーの中で指摘をしました。

今回公表した研究によると、「将来的にビットコインのマイニング報酬がゼロになると、トランザクション手数料だけではマイニング費用を維持することができなくなるので、ビットコインのネットワーク自体が非常に遅くなって使用することが出来なくなり、ライトニングネットワークのようなセカンドレイヤーがその解決策になる可能性があるとしつつも、抜本的な解決方法はPoWから脱却する必要があり、何らかの形で調整や制度化を必要としていくだろう」と議論されており、「暗号通貨における時代にあっても、良い通貨というのは純粋な技術的なものだけではなく、社会的に構築されたものであり続けていく可能性が高い」と結論づけています。

関連するまとめ

イギリス議会でEU離脱案が否決されたことによって、仮想通貨取引所「バイナンス・ジャー…

2019年1月15日、イギリスのメイ首相が中心になっていたイギリス政府のEU離脱案がイギリス議会に大差で否決…

ブロックチェーンスタイル / 989 view

SONY(ソニー)がマイニング関連の特許を申請!

世界大手の家電メーカーで知られるSONY(ソニー)が、アメリカにてマイニングに関する特許を申請していたことが…

ブロックチェーンスタイル / 741 view

カナダ証券取引所は安心なICOプラットフォームを立ち上げると発表

カナダ証券取引所(CSE)は13日に安心なICOプラットフォームをイーサリアムをベースにして立ち上げると発表…

ブロックチェーンスタイル / 1256 view