NEM流出の3日前から不正アクセス

コインチェックがNEM不正送金にあった事件で不正送金の数日前に欧米のサーバーから不正な接続があったことが、捜査関係者への取材で分かりました。警視庁は海外の捜査当局などへの捜査協力依頼を始めていて、発信元の特定を進めるそうです。

この不正接続はコインチェックから警視庁が提供をうけた社内ネットワークへの通信記録の解析で判明しました。
この不正接続は事件三日前の1月23日ごろに始まり、24日まで続いていた。不正接続し、コインチェックのNEMの口座を操作するために必要な「暗号鍵」の情報を盗んだ疑いがあるとしました。

警視庁は、海外のサーバー運営会社などに発信元のIPアドレスや接続記録などの情報を照会していますが、過去の不正アクセス事件では発信元の特定を困難にするために複数の国のサーバーを経由させるということをするケースが多く、今回も別の国の可能性があるとしました。

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