※2018年2月15日現在のものです。

ネムコインの成り立ち

ネムコインのNEMというのは、NEW ECONOMY MOVEMENT(新しい経済運動)という意味で、新しい経済圏を作ることを目的としたプロジェクトのことを意味します。
ネムコインの正式名称はXEM(ゼム)で、NEMのシステムに使われる仮想通貨です。
ネムのコインだからということで、ネムコインと呼ばれています。
当初開発陣の中に日本人がいたということも話題になりました。

ネムの価格推移・時価総額・供給量・取引量

ネムコインの価格推移

2015年7月 約0.02円

2016年7月 約0.5円

2017年4月 約3円

2017年5月 約20円

2017年12月 約110円

2018年1月上旬 約200円(一時、約240円を超える等、価格が高騰する。その後、緩やかに価格は下降し、100円を割り込む)

2018年1月26日 約90円(国内大手取引コインチェックから約580億円相当のネムコインがハッキングされる。コインチェックは取引の全てを停止。後日、ユーザーへの補償の方針が示されるが、価格は緩やかに下降してゆく)

2018年2月15日 約60円

ネムコインの特徴

ハーベスティング

ネムコインの最大の特徴と言えば、ハーベスティング(収穫)です。
ハーベスティングとは、NEM利用者は取引が正当ということを承認してもらうために手数料を支払って取引をします。
そして、取引を承認されて払われた手数料を受け取ることでハーベスティングが行われるのです。

つまり、ネムコインはハーベスティングにより獲得できます。
ネムコインを積極的に保有・取引をする人にハーベスティングにより平等に報酬の分配がなされます。
誰にでも報酬を得られるチャンスがあるのです。

承認に関しては、10000XEMを持っている方なら誰でも行えるため、ビットコインのマイニングのようにお金を持っている人が有利になる仕組みではありません。

POI(プルーフ・オブ・インポータンス)

ネムコインは、POI(プルーフ・オブ・インポータンス)というシステムを採用しており、ネムコインのネットワークに参加した人に平等に報酬が分配されることになっています。

ネムコインの発行数量

ネムコインのブロック生成時間は、約1分です。ネムコインの総発行量は、89億9999万9999枚であり、発行当初に1,600人の投資家に分けられ、新規発行はありません。しかし、PoIやハーベスティングがあるため使用されればされるほど多くの人に分配されやすくなります。

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