ASIC対策の為、モネロがハードフォークを実施

4月6日に匿名性の高いアルトコインであるモネロ(XMR)のハードフォークが実施されました。

ハードフォークは、中国のハードウェアメーカーであるビットメインが2018年3月にモネロのマイニング用に開発した新型ASIC「アントマイナーX3」が販売されたのが原因です。

ビットメインのASICが大量に使用されれば、自宅のパソコン等を使用する小規模マイナーがネットワークから追い出され、モネロのコミュニティがより中央集権化する事態となる為、ASICによるマイニングを阻止する為に今回のハードフォークへ至ったと創設者のリカルド・スパーニャ氏は述べています。

今回のハードフォークによりトラブルが発生する等、賛否両論が上がっていますが、ユーザー達は混乱が沈静化するのを待っています。

関連するまとめ

ルーマニア最大の仮想通貨取引所創業者を詐欺やマネーロンダリング容疑でアメリカへと引き…

2019年1月4日、昨年12月に詐欺やマネーロンダリング容疑でアメリカ捜査機関の令状によってルーマニアで逮捕…

ブロックチェーンスタイル / 677 view

MimbleWimbleの期待からか、ライトコインが急騰で時価総額4位に浮上

2019年2月7日、ライトコイン財団が匿名性をもつプロトコロル「MimbleWimble(ミンブルウィンブル…

ブロックチェーンスタイル / 703 view

約211億円分の仮想通貨Nanoが流出、全額補償は不可能

イタリアのBitGrailは約211億円分の仮想通貨Nanoが不正送金されました。

ブロックチェーンスタイル / 918 view