不正アクセスから身を守るためのパスワードのセキュリティ
自分が持っている仮想通貨は、自分で管理して守っていかなければなりません。
不正アクセス等で仮想通貨が盗まれる事案が多発しているので、自分の資産を守る為には、出来る限りのセキュリティ対策をしておくことが重要になってきます。
パスワードは覚えやすいものを設定したくなりますが、パスワードの設定の際、「英数混同で8文字以上」のセキュリティが求められることが良くあります。
そこで今回は、「パスワードのセキュリティ」について考えてみたいと思います。
悪意のあるハッカーがパスワード解析の際にかかる時間
4桁や6桁の数字や英語単体のパスワードは解析が簡単にできる為、非常に危険です。
そこで、英字と数字に加え、記号も使用するとパスワードの強度は格段に向上します
パスワードの強度
上の表から分かるように、6桁の英字(大文字小文字区別無し)では、たった37分でパスワードを破られてしまいます。
けれども、「英字+数字」で8桁以上のパスワードを作成すると、一から順にパスワードを組み合わせて試していっても最大で約50年かかります。
英字や数字、記号を組み合わせ、桁数を増やすことにより、強力なパスワードを作ることが出来ます。
複雑で覚えられないパスワードを書いたメモをなくしてしまうと大変ですが(運営に連絡して再設定しなければならないので)、設定するパスワードは最低でも「英字+数字」で8桁以上の強力なパスワードを作成するようにしましょう。
パスワード管理における注意点
保管の方法に注意
長く複雑なパスワードは、覚えるのが一番ですが、メモする時はIDとパスワードのメモを別々に保管しましょう。
(メールアドレスから推測されるので)IDを他人に知られてしまっても、パスワードが分からなければ被害を避けることができます。
定期的に変更する
パスワードは、どんなに強力であっても、外部に漏れる可能性はゼロではありません。
なので、定期的なパスワードの変更が推奨されています。
ネットカフェ等ではログインしない
不特定多数が利用するパソコンでは、悪意のある人にスパイウェアが仕掛けられている可能性があります。
そういった時、強力なパスワードを設定したとしても、簡単にログインされてしまいます。
よって、自分が使用しているパソコンやスマートフォン以外では、ログインしないようにしましょう。
特にネットカフェ等ではログインしないようにしましょう。
出典:仮想通貨についての用語一覧 | ビットコイン・アルトコイン仮想通貨情報サイト ビットチャンス