ICOとは

まずICO(Initial Coin Offerings)について説明します。

ICOとは、企業がトークンというオリジナルの仮想通貨を発行し、それを販売することで、資金調達を行う方法のことです(厳密には仮想通貨とトークンは違いますが、概ね同じ意味です)。

資金調達という点で株式と似たようなものです。

最近は、株式公開(IPO)よりも、簡単に資金調達が出来るので、ICO案件が急増しています。

ICOプロジェクト内で購入したトークンは利用することが出来ますが、発行されたトークンが値上がりすれば、利益を得ることが出来ます。

トークンがあっという間に売り切れたりすると、稀少価値が高まり、価格の高騰が期待出来るので、参加者が急増しました。

しかし、急増したICO案件の中には、詐欺やプロジェクトが頓挫してトークンが無価値になったり等、社会問題ともなりました。

COMSAとは

COMSA(コムサ)とはZaifを運営するテックビューロが提供した日本初・日本最大・世界歴代第7位のICOプロジェクトです(COMSAのICOは約109億円を調達した超大型ICOとなりました)。

COMSAは、「塊(こん)」と「鎖(さ)」という日本語を組み合わせた造語で、「ブロックチェーン」とかけたそうです。

COMSAの目的は、Bitcoin、Ethereum、NEMの技術を使って、企業がブロックチェーン技術を導入するのをサポートしていくことです。

ちなみにプレセールは、2017年9月9日から9月21日の間、トークンセール2017年10月2日から11月6日の間行われ、約109億の資金調達に成功し、世界第7位(当時)の大規模な調達を記録しました。

COMSAの公式サイトでは、

COMSA は、これら課題をまとめて解決すべく、企業のICOによる資金調達と、既存アセットのトークン化技術、Zaif取引所、そしてmijinプライベートブロックチェーンによる内部勘定技術をワンストップのソリューションとして提供し、実ビジネスへのブロックチェーン技術導入を一からサポートいたします。

と説明されています。

COMSA将来性

COMASAはICOとして多額の資金調達に成功しましたが、その将来性はかなり嘱望されています。

今後、日本のICO市場でCOMSAの存在はどんどん拡大していくことが予想されます。

企業とブロックチェーン技術の隙間を埋めることをCOMSAは目的としており、COMSAを企業側が利用するメリットとして、株式上場(従来のIPO)と比較しても資金調達等の敷居が低い上に、ブロックチェーン技術を使用することで改ざんが不可能といったメリットがあります。

ICOを成功させるためのCOMSAの役割

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