アメリカ中間選挙において、ブロックチェーンの投票アプリ導入へ

2018年8月6日、アメリカのウェストバージニア州が、海外のアメリカ兵を対象に、ブロックチェーン技術を利用した中間選挙に投票をするアプリを導入していく方針を表明しました。

このアプリの開発は、アプリ開発企業Voatz(ボストン)であり、顔認証ソフトウェアを用いることにより、アップロードした政府発行のIDと顔のセルフィー(自撮り画像)を照合するといいます。

データは、利用者のプライバシーを保護するために、ブロックチェーン上に記録されるとのことです。

ウェストバージニアの州務長官であるマック・ワーナー氏は、ブロックチェーン技術を利用した選挙投票アプリについては、問題はないが、2018年11月の中間選挙で用いるかどうかの判断は、それぞれの郡に任せるとのことです。

2018年7月、アメリカ司法省がロシアの諜報員12名をビットコイン等の仮想通貨を使って2016年の大統領選挙に介入したとして起訴しているので、アメリカは選挙のセキュリティについて敏感になっています。

よって、スマートフォンを利用した選挙投票は恐ろしい」と考える専門家も多いです。

関連記事

関連するまとめ

シンガポール副首相が仮想通貨を禁止する強い根拠はないと発表

シンガポール副首相は分析の結果今のところ、仮想通貨を禁止する強い根拠はないと発表しました。

ブロックチェーンスタイル / 755 view

SBIホールディングス子会社がスイスの仮想通貨企業に出資

2019年1月15日、SBIホールディングスの子会社で仮想通貨ベンチャー企業へ投資を行なっているSBIクリプ…

ブロックチェーンスタイル / 686 view

ETNが欠如している為、ビットコイン成長の妨げになっているとCBOE(シカゴオプショ…

2019年1月18日、CBOEのエド・ティリーCEOが、今後ウォール街の投資家が仮想通貨市場に興味を持つ為に…

ブロックチェーンスタイル / 671 view