「Next Economy Conference 2018」〜コイン相場1周年記念〜参加レポート

Session2 ブロックチェーンの世界で、日本企業は勝てるのか

Session2は、「ブロックチェーンの世界で、日本企業は勝てるのか」というテーマのパネルディスカッションでした。

登壇者は下記の通りです。

  • 株式会社HashHub共同創業者&COO 平野淳也氏
  • 株式会社モバイルファクトリー取締役執行役員 深井未来生氏
  • トークンポケット株式会社共同創業者 中村昴平氏
  • 幻冬舎「あたらしい経済」編集者 竹田匡宏氏

パネルディスカッションは、登壇者がそれぞれブロックチェーンのお題に応えていきました。

■平野淳也氏
ブロックチェーンは事業者として、マネタイズ(ネット上の無料サービスから収益をあげる方法)出来る点が面白い。

現在は、マネタイズすることが出来る事業が増えており、そこでポジションを取ることができる日本企業が、ブロックチェーンの世界で勝ち残れるのだと思う。

ブロックチェーン技術が浸透していくには、企業がブロックチェーン事業に参入する必要がある。

企業が情報管理に欠けているコストよりもブロックチェーン事業に参入するお金を比較して、コストパフォーマンスが良ければ、企業はブロックチェーン事業に参入していくだろう。

既存の金融業にあって、ブロックチェーンにないものは今後一つ一つ整理されていくだろう。

■深井未来生氏
現在、ブロックチェーンが変化してきて来て面白い点は、DAppsに注目している。

DAppsというとゲームというイメージが強いですが、今後SNS関係のDAppsをインターネット関連の企業が開発していくことになる。

MicrosoftやGoogle、アップル等の大手企業が今後爆発的に普及していくブロックチェーンをやらない選択しはない(おそらく、中央集権な仕組みをなくさずに行う)。

これまでの資産がデジタルアセットに移行することによって、ユーザー同士の流動性が活発になっていくだろう。

■中村昴平氏
ユーザーが必要としている物(例えばウォレット等)は、今後の日本企業がブロックチェーンの世界で残っていく為に必要になってくる。

今後、ブロックチェーンが発展・普及していく為には、開発者が入ってきたり、今まで出来なかった分野をやってくれる人が出てきたりする必要がある。

来場者からの質問「DApps技術開発者の採用はどうなっているのか」という質問がありましたが、「特にDAppsに関して得意なエンジニアを採用したりしてはいない」と登壇者は回答しました。

Session3 日本発トークンプロジェクトが作る新しいコミュニティの形

Session3は、「日本発トークンプロジェクトが作る新しいコミュニティの形」というテーマのパネルディスカッションでした。

登壇者は下記の通りです。

  • 仮想通貨ブロガー投資家 ハイパーニート ポイン氏(モデレーター) 
  • 株式会社ALIS Founder CEO 安昌浩

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