マルク・カルプレス被告(マウントゴックス社元社長)の公判で、懲役10年が求刑される

ビットコインが大量に消失した「マウントゴックス事件」を巡って、業務上横領などの罪に問われた倒産した仮想通貨取引所「マウントゴックス」(民事再生手続き中)の元社長マルク・カルプレス被告に対しての公判が2018年12月12日に行われ、被告に対して検察は懲役10年を求刑しました。

被告自身の業務上横領等といった罪で、あの有名なマウントゴックス事件に関しては公判の内容には含まれていません。

マルク・カルプレス被告は起訴内容について、2017年7月の初公判では「顧客資産を不正に流用したことはない」、翌2018年10月の公判においても「(着服したとされる資金については)会社からの貸付金として適切に処理しをして、後で精算を行うつもりであった」等と否認し続けていました。

検察側は、「(会社からの貸付金とした金銭貸借関係の書類はなく、被告は返済意思はなく、(会社の)代表という立場を利用して、顧客の多額の資産を使い込んだ。顧客の信頼を裏切った背任行為で、その責任は思い」と今回重い求刑を行なったとされています(懲役10年を求刑)。

マルク・カルプレス被告は、2013年9月~12月にかけて、約3億4千万円を顧客資産口座から自分の口座に送金して着服し、様々な用途に使用した等とされています。

それ以外の資産大量消失については、「取引所がハッキングされて盗まれてしまった」と被告は関与を否定しており、公判で争われたのは、大量消失とは関係がない罪であり、マウントゴックス事件の真相はまだ謎のままです。

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