韓国の仮想通貨取引所Bithumbと同取引所でハッキング被害にあった投資家の裁判が決着

韓国の大手仮想通貨取引所Bithumbにアカウントを所有する投資家パク氏が4億ウォン相当(約3940万円)のハッキング被害にあい、同取引所を訴えた裁判が決着し、Bithumbが勝利したと発表されました。

2017年11月30日に、パク氏が法定通貨(ウォン)でイーサリアムを購入後に、Bithumbのアカウントがハッキングに合って、4回に分けてイーサリアムを引き出された結果、4億ウォン相当(約3940万円)を被害にあってしまったそうです。

仮想通貨取引所であるBithumbが「金融サービス」企業としてセキュリティー対策を十分に実施していたかどうかが主な争点でしたが、裁判官は、パク氏の主張を退け、

「商品を購入することが出来ない仮想通貨は、激しいボラティリティの投機目的として購入されているので、FSC(韓国金融委員会)の許可を得ずに仮想通貨取引仲介を行なっている被告人(Bithumb)に、韓国電子金融取引法を適用することは出来ない」

と述べました。

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