キャッシュレス化に向けて、三井住友とみずほの各フィナンシャルグループが危機感を募らせている

三井住友フィナンシャルグループとみずほフィナンシャルグループは、「事業強化していく為にIT企業と手を組む」か「IT企業が金融業へと参入していく中で、そのサポートを行う」という差はあるものの、キャッシュレス化によって金融業にIT企業が参入する事態に対して、金融機関は共通してグループを強化しようとする等、危機感を募らせています。

三井住友フィナンシャルグループは、三井住友カードを完全子会社にしてグループを再編を行い、現金を使用しないキャッシュレス決済の実現に向けて、IT企業と手を組んで体制強化を構築してきました。

一方で、みずほフィナンシャルグループは、銀行や信託、証券を一体化して運営を行う「ワンみずほ」戦略を進めてきたが、これまでカードや消費者ローン分野が出遅れていたことから、LINEと連携したり、ソフトバンクと共同出資を行うJスコアによって、グループ全体の収益力を高めていく戦略です。

これらの金融機関がキャッシュレス化に対する今後の勝敗を占う上で、スマホ(スマートフォン)決済が鍵を握っています。

関連事項

関連するまとめ

訪日外国人客を意識したキャッシュレス化による決済導入の試みが加速する!?

電子部品等を扱う独立系のエレクトロニクス商社である加賀電子が、ゲームセンター等に設置されている業務用ゲーム機…

ブロックチェーンスタイル / 649 view

楽天のスタジアムで現金不可に!?完全キャッシュレス化へ

楽天のスタジアムで原則現金不可になりキャッシュレスを促していきます。

ブロックチェーンスタイル / 877 view

確定申告に備えて、国税庁のウェブサイトにある「仮想通貨の計算書」のご案内

確定申告に備えて、国税庁のウェブサイトにある「仮想通貨の計算書」のご案内

ブロックチェーンスタイル / 1752 view