仮想通貨マイニング大手のビットメインがオランダとイスラエルのオフィスを閉鎖

中国の仮想通貨マイニング大手のビットメインが昨年12月のイスラエルのオフィス閉鎖に続いて、オランダにおける事業縮小させることが報道されました。

弱気相場が続く仮想通貨市場の中で、ビットメインはマイニング事業の収益低下に苦しんでおり、事業縮小に傾いているようです。

ビットメインは、「長期的で持続可能なビジネスを構築する為に、我々は業務の見直しを行っている。これにはオランダとイスラエルのオフィスを閉鎖するという決定が含まれている」と表明しました。

ビットメインは、イスラエルやオランダからの撤退の他に、2500人の従業員の半分を削減しようとしているというSNS上でメッセージが流れて、大量のスタッフのリストラを進めているという噂も浮上しています。

その他、ビットメインは香港でIPOを計画しているが、香港の証券取引所の監督部門が消極的であるとも伝えられ、今後の不透明感が増しています。

また、2019年1月10日には、「関係者の話」として、ビットメインの創業者兼CEOであるジハン・ウー氏とツァン・ケチュアン氏が退任すると報じられました。

関連事項

関連するまとめ

日本の企業が飲食店のレビューにトークン報酬システムを世界で初じめて導入する

2018年8月2日、ブロックチェーン技術とAI(人工知能)を活用し、グルメSNS「シンクロライフ」を運営をす…

ブロックチェーンスタイル / 738 view

「仮想通貨はバブルのように感じる」ノーベル賞受賞者Richard Thaler

ノーベル賞受賞の経済学者であるRichard Thalerが仮想通貨はバブルのように感じると発言した。

ブロックチェーンスタイル / 801 view

高市総務相が「暗号資産は金銭ではない」と発言、今後の暗号資産の位置付けに注目

2019年10月8日、高市早苗総務相が、「ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)は政治家個人への寄付について…

ブロックチェーンスタイル / 1558 view