マレーシア政府が仮想通貨を証券に分類 2019年3月末までに法整備

マレーシアのリム・グアンエン財務相が2019年1月14日、2019年1月15日からマレーシアで新たな仮想通貨規制が15日からスタートして、今後は証券として証券取引委員会の規制の下で仮想通貨やトークンが分類されることになり、具体的な制度の整備は2019年3月末までに枠組みを整えていくそうです。

新たな規制の下では、マレーシア政府が未承認のICOによる資金調達や仮想通貨取引を行った場合、懲役10年と1000万リンギット(約240万ドル)の罰金を科せられることになります。

マレーシアのグアンエン財務相は、仮想通貨市場をポジティブに考えているようで、「マレーシアの財務省は、仮想通貨とブロックチェーン技術を、イノベーションを起こしていく可能性があると考えている。今後は仮想通貨が投資家にとって新たな資産となり、資金調達方法として役割を果たしていくと考えている」と述べました。

関連するまとめ

イーサリアムの開発者数が全ての仮想通貨の中でトップ。ビットコインの2倍以上

2019年3月7日、イーサリアムが全ての仮想通貨の中で一番開発者が多いことが明らかになりました。

ブロックチェーンスタイル / 700 view

日本でもICO規制ガイドラインが発表される

自由民主党の平井卓也氏やbit Flyer CEOの加納裕三氏が所属する「多摩大学 ルール形成戦略研究所 I…

ブロックチェーンスタイル / 848 view

北朝鮮が昨年韓国から数十億ウォンの仮想通貨を盗む

北朝鮮は昨年韓国から数十億ウォンの仮想通貨を盗んでいたことがKim Byung-kee議員によってわかりまし…

ブロックチェーンスタイル / 816 view