この記事は2017年1月30日時点のものです。

イーサリアムとは

イーサリアム(Ethereum)は時価総額第二位でビットコインに続く仮想通貨となっています。
通貨の単位はイーサ(ETH)で、1ETHと表記され、いちイーサと呼ばれています。

イーサリアムの成り立ち

イーサリアムの開発構想は2013年にVitalik Buterin、Gavin Woodが行いました。その後2015年8月に取引が開始しました。

イーサリアムの価格推移

2015年8月   約300円
2016年1月   約100円
2017年1月   約800円
2018年1月   約75600円
2018年1月30日 約120000円

なんと3年で400倍になっています。

時価総額と発行数、マイニング方法

現在時価総額は第二位で¥12,362,466,171,093(約12兆3600億円)となっています。
発行数は97,297,701 ETHです。
またマイニングの方法はビットコインと同じでPoW(プルーフ・オブ・ワーク)で報酬として新規発行されたイーサリアムを受け取ることができます。しかし、将来的にはPoS(プルーフ・オブ・ステーク)に移行することになっています。

最大の特徴スマートコントラクト

イーサリアムには最大の特徴であるスマートコントラクトがあります。
ビットコインは決済取引の記録をできますが、イーサリアムはそれに付け加えて取引自体をブロックチェーンに記録することができます。たとえば契約書やメール、SNSや選挙などの投票のような様々な取引をイーサリアムの技術を使い、信用のおける第三者を必要としなくなります。

イーサリアムで新しい暗号通貨を作れる

イーサリアムは新しい仮想通貨が作れます。このブロックチェーン上で新しい仮想通貨が運用されれば、イーサリアムの価格も上昇するでしょう。
最近注目を集めているICOでもこのイーサリアムが多く使われています。

イーサリアム公式サイト

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