ポロニエックスを買収したサークル社が新CFOに元スクエア社幹部を迎えると発表

送金サービスのスタートアップ企業サークルは、スクエア社、ボックスド社、セールスフォース社の幹部であったナイーム・イシャク氏を、新しい最高財務責任者(CFO)として迎えた。26日にブログで発表した。

 サークルのジェレミー・アレアCEOは、イシャク氏を「サークルにとって非常に重要かつ貴重である」と評価。「最近のポロニエックス買収やサークル・インベスト・アプリの発表、サークル・ペイとサークル・トレードの世界的な拡大継続など、当社は変革期にあり、ナイーム氏はここに加わる」と続けた。

 イシャク氏の参加は、サークル社がおよそ4億ドルでポロニエックスを買収してからおよそ1カ月後のことになる。

 サークルは以前、仮想通貨に対し傍観主義的なアプローチを採用し、16年12月には、ウォレットや取引のサポートを停止した。その後のポロニエックスの買収は、復興の第一歩と見られ、サークルはアジア市場への参入により、取引所の存在感を高めると発表している。

 同社の新しいサークル・インベスト・アプリは、仮想資産取引をユーザーに提供し、今月の初めに米国の46州で運用が始められた。

 アレアCEOは「この転換期にあって、我々はスタートアップから一流のグローバル企業に成長しようとしている。ちょうど仮想通貨が早期採用者の新製品から、未来の社会と経済にとって欠かせない存在となっているように」と、仮想通貨の進歩に対し賞賛を送っている。

関連するまとめ

インドで仮想通貨規制が強化、インド初のデジタル銀行で仮想通貨関連の口座が閉鎖される

インド初のデジタル銀行Digibankが仮想通貨関連の口座を閉鎖措置をとっていたことが明らかになりました。

ブロックチェーンスタイル / 706 view

韓国検察、仮想通貨取引所トップの身柄拘束、詐欺と横領の疑い

韓国大手仮想通貨取引所コインネストのCEOらが詐欺・横領の疑いで逮捕予定であると報道がありました。仮想通貨規…

ブロックチェーンスタイル / 871 view

元CIA諜報員がアメリカの国家安全保障にブロックチェーンが脅威と発言する

元CIAの諜報員アンドリュー・ブスタマンテ氏が、今後、アメリカの国家安全保障に対して、「ブロックチェーン技術…

ブロックチェーンスタイル / 704 view