採掘難易度調整によって、ビットコインのマイニング難易度が上がる

2018年7月29日、ビットコインの採掘難易度調整が行われ、ビットコインのマイニングの難易度が約10%難しくなったといわれています。

マイニング時に行われる計算

マイニングは、すべての桁数を0にする計算の結果を10分以内に探し出す作業を行います。

人間にはとても無理な計算で、コンピューターを使って、片っ端から数字を何億回、何兆回という計算を繰り返して探し出していき、全ての桁数が0になればマイニングが完了となります。

採掘難易度はどうやって調整されるのか?

上記のような複雑な計算をマイナー(採掘者)が繰り返し行うことにより、マイニングが行われます。

採掘難易度の調整は、ハッシュレートにも左右されますが、ビットコインのブロックが10分で生成されることを一定に保つという大事な役割を担っています。

この難易度を難しくするには、探し出す桁数を1桁増やすことにより、難易度を向上させたりします。

難易度が調整されることによって、ビットコインやビットコインキャッシュの価格に影響を及ぼす可能性がある

この難易度調整は2週間に1度行われていますが、この難易度調整が、ビットコインとビットコインキャッシュの価格に影響を及ぼすのではないかと言われています。

ビットコインのマイニング難易度が上がることにより、ビットコインマイナー(採掘者)は、マイニングの難易度が簡単なビットコインキャッシュのマイニングに乗り換え、ビットコインの価格が下がりビットコインキャッシュの価格が上がるのではないかと、その都度言われています。

今回行われた採掘難易度調整は、ビットコインとビットコインキャッシュの価格に大きな影響を及ぼしていませんが、今後は採掘難易度調整と価格の変動に注目していくのもいいかもしれません。

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