ウクライナの議会に仮想通貨取引等の収入に対する5%課税法案が提出される見通し

2018年8月10日、ウクライナ国内の仮想通貨取引等の収入に対する課税を5%とする法案を、ウクライナの議員や仮想通貨業界の人物らが法案を起草し、来月にもウクライナの議会に提出されるとBitcoin.comが報じました。

ウクライナ国内では、仮想通貨が合法化されておらず、規制等も整備されていません。

2017年10月から、ウクライナの議会で仮想通貨関連の法案は、審議が進んでおらず、今回提出されるとみられる新たな法案は、一時的な税制であるとのことです(2019年の施行がされ、法案の効力は2025年までが期限予定)。

この法案によると、仮想通貨市場を監督するのはウクライナ国家証券・株式市場委員会(NSSMC)であり、法案の税制内容は、法定通貨と仮想通貨の相互交換、仮想通貨で物販購入にした際の利益に対して5%の税金を課税される内容です(仮想通貨同士の交換による利益は、課税対象外)。

なお、ウクライナでは、ネム(XEM)によるブロックチェーンの選挙テストが行われることが報道されています。

関連記事

関連するまとめ

アメリカの仮想通貨マイニング企業ギガワットが事業停止を発表

過去に仮想通貨マイニング企業としてトップ5にランキングされていたアメリカの大手仮想通貨マイニング企業のギガワ…

ブロックチェーンスタイル / 661 view

ビットコインATM事業者のコットンウッドがビットライセンスを取得する、仮想通貨ATM…

2019年1月31日、ニューヨーク州金融サービス局(NYDES)は、ビットライセンス(仮想通貨事業者の免許)…

ブロックチェーンスタイル / 571 view

イーサリアムクラシックへの51%攻撃はホワイトハッカーからのセキュリティリスクの警告

2019年1月12日、仮想通貨取引所Gate.ioがイーサリアムクラシックが51%攻撃を受けた問題で、10万…

ブロックチェーンスタイル / 603 view