ERC721とは?
ERC721は、ERC20やERC223のようなイーサリアムのブロックチェーンにおけるスマートコントラクトの規格の種類を言います。
ERC721という規格は、ERC223と違ってERC20における問題を解決するために作られたものではありません。
NFT(Non Fungible Token)という性質
ERC721には、そのトークンの所有者情報を明らかにすることが出来る、NFT(Non Fungible Token)という性質があります。
Fungibleは代替可能という意味で、NFTは「代替不可能なトークン」という意味で、この性質を持ち合わせているERC721は「代替不可能なトークン」を作る時の規格になります。
ERC721によって作られたトークンを用いることによって、イーサリアムのブロックチェーン上において、トークンの所有権や取引履歴を閲覧・記録することが出来るようになり、不動産や株、証券、契約、ゲームといった分野での活躍が可能です。
ERC721は、2017年に発明されて、Cryptkitties(クリプトキティーズ)という猫を交配させて自分だけのトークン(猫)を育てるゲームにも用いられています(自分の猫は他の人の猫とは代替することが出来ないので、このゲームの中では猫がNFTという性質を持ち合わせている)。
現在、仮想通貨のDappsゲームといえばERC-721でキャラクターを作るのが一般的です。
関連事項
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