アメリカ国内の仮想通貨所有者の間で詐欺被害が多発していることから、
FBI(アメリカ連邦捜査局)インターネット犯罪苦情センターが仮想通貨所有者に対し、注意喚起を促す広告を出しました。

アメリカでは、仮想通貨の技術サポートを語る詐欺被害が横行しています。

詐欺に遭ったライトユーザーに詐欺師が寄ってきて、損害を取り戻すと申し出たり、詐欺師を捕まえる為にお金を請求してくるのが新たな手口であり、電話やインターネットの検索、広告、フィッシングメール等を使って行われていると広告で述べています。

この新手の詐欺は、詐欺師が被害者のウォレットにアクセスする為、仮想通貨の取引所や販売所の担当者になりすまし、ウォレットから仮想通貨を外部に根こそぎ移動てしまい、被害額が数千ドルにのぼることも珍しくないそうです。

FBIは、ウィルスソフトをこまめにアップデートすることや怪しげな広告をブロックしたり、技術的なサポートが必要な場面でも、安易に行動せずに、慎重に行動することの重要性を述べています(詐欺師はすぐに行動しなければとんでもないことになってしまうという恐怖を煽っている為)。

FBIは、詐欺事件にあった人は、事件をできるだけ詳しく迅速に報告するよう求めています。

関連するまとめ

取引所ビッサム、年内に実店舗8000店で仮想通貨決済の導入

韓国の大手仮想通貨取引所ビッサムが、2018年内に実店舗での仮想通貨の取り扱いを発表しました。

ブロックチェーンスタイル / 853 view

ブロックチェーンを活用して銀行の現金処理!?バンク・オブ・アメリカが特許申請

アメリカ合衆国ノースカロライナ州のシャーロット市に本社を置く銀行のバンク・オブ・アメリカが、「銀行の現金処理…

ブロックチェーンスタイル / 643 view

マイニング最大手ビットメインがアメリカテキサス州での事業規模を縮小

中国のマイニング最大手企業のビットメインがアメリカテキサス州で行なっているマイニング事業の規模を縮小している…

ブロックチェーンスタイル / 680 view