スターバックスがコーヒー豆を追跡するプログラムを開始!

日本のコンビニエンスストア等で「淹れたて」、「挽きたて」のコーヒーが販売される等、コーヒーは世界でたくさん飲まれており、世界中で一日当たり20憶杯も飲まれていると言われます。

そんなコーヒーが低価格で私達のもとに供されている裏側で、コーヒー農家が市場を独占する大企業からコーヒー豆を安価で買い叩かれ、多くのコーヒー農家が困窮し、農園を手放している問題が発生しています。

世界規模で展開する人気コーヒーチェーンのスターバックスが、ブロックチェーン技術を用いて、「Bean to Cup」というコーヒー豆を追跡するプロジェクトをスタートさせました(スターバックスは以前から、仮想通貨やブロックチェーン技術の導入に積極的であると言われている企業です)。

このプロジェクトは、コロンビア、コスタリカ、ルワンダのコーヒー農家を対象に試験的に実施し、今後、リアルタイムなコーヒー豆の流通情報を記録して皆で共有することを目的としています。

スターバックスCEOのケビン・ジョンソン氏は、

「このブロックチェーン技術を用いたコーヒー豆の流通情報の共有が、今後どのようにコーヒー豆農家に好影響をもたらすかを今後2年間で実証していく」

と述べました。

FNCコロンビアコーヒー生産者連合会のフアン・エステバン・オルズ氏やコロンビア大使のカミーロ・レイエス氏は、このプロジェクトがコーヒー農家や地域社会や経済に好影響を与えると評価しており、今後の動向に期待が寄せられています。

関連するまとめ

クリプトガレージが、内閣府が進めるサンドボックス制度のもとで、実証実験を開始

2019年1月21日、デジタルガレージの子会社でブロックチェン金融サービスを手掛けるクリプトガレージが、内閣…

ブロックチェーンスタイル / 1260 view

ビットフライヤーがLISKの取引を開始いたしました

先日ビットフライヤー の加納社長がつぶやいて話題になっていた新コインの取引がはじまりました。

ブロックチェーンスタイル / 1018 view

仮想通貨強気派として有名なジョン・マカフィー(John McAfee)氏が2020年…

2018年6月4日に、2020年のアメリカ大統領選挙に、仮想通貨コミュニティ代表として出馬を表明している、仮…

ブロックチェーンスタイル / 788 view